項目 | し・る【知る】(動五) |
意味 | (1)その存在を認める。「事件の発生を—・る」(2)その内容・意味などを理解する。「一を聞いて十を—・る」(3)習っておぼえる。「英語は—・らない」(4)記憶する。面識がある。「昔を—・っている人」「—・らない人」(5)気がつく。「夜が明けたのも—・らずに勉強する」(6)かかわりあいをもつ。「私の—・ったことでない」(7)体験して覚える。「恋を—・る」知らぬが仏(ほとけ)知れば腹も立つが,知らなければ,仏のようにすました顔でいられる。また,当人だけが知らないですましているさまをいう語。知らんがために我は信ず〔(ラ) credout intelligam〕神学者アンセルムスの言葉。信仰が認識の前提をなすとする彼の考えを表す。知る人ぞ知るもののわかっている人には知られている。 |